東京・千代田区の投資会社「トライベイキャピタル」の本社や代表である三浦清志氏の六本木タワマン自宅などが、19日に東京地検特捜部による家宅捜索を受けました。みうらきよし氏は中国と密接な関わりを持っています。どのような事業を行ってきたのかをまとめました。
三浦清志氏が経営するトライベイキャピタルの中国との関係
トライベイキャピタルは、投資会社です。
「エネルギー、環境、金融などの分野で世の中を変える企業に投資しています。TRIBAY CAPITALグループでMD、株式会社トライベイ代表、投資先企業の役員などやってます。」とあります。現在の年収は軽く億を超えていると思われます。
現在の事業は3つの柱があります。
エネルギー&ESG
ファイナンス&テクノロジー
ラグジュアリー&リアルエステート
ラグジュアリー&エステートでは中国の人に日本の土地を売っているという事業を含んでいます。以下はTwitterにありました。
「三浦瑠偉の夫・三浦清志はtribay capitalという投資ファンドを運営しています。 このファンドはアジアを中心に再生可能エネルギー事業やラグジュアリー/不動産を主に取り扱っていて、中国人相手に日本の土地を売りさばいています。」
三浦清志氏が家宅捜索された理由
トライベイキャピタルの代表三浦清志が、都内の別の会社の代表に兵庫県での太陽光発電所の建設計画を持ちかけ、建設の見込みがないにもかかわらず、出資金およそ10億円をだまし取ったとして告訴されています。特捜部は、押収した資料を分析し、資金の流れなどを解明する予定です。
三浦清志氏の顔
トライベイキャピタルのホームページに顔が掲載されています。みうらきよしさんは、父親が日本人で母親がアメリカ人のハーフです。福岡県出身で国籍は日本だそうです。
ホームページに記載されている内容です。
「外務省、マッキンゼー、ベインキャピタル、セーフレイ・ジャパンを経てTRIBAY CAPITALに参画。幅広い業界に関わりながら、一貫して金融と事業改善の狭間で活躍してきた。マッキンゼーではメガバンクや世界的な投資銀行、PEファンドを顧客に持ち、ベインキャピタルでは、すかいらーくや大江戸温泉の投資案件のバリューアップを主導した他、エネルギー業界の案件発掘に関わる。セーフレイジャパンでは、日本支社長として約200MW以上のポートフォリオを構築。東京大学卒業。」
三浦清志氏のプロフィール
名前 三浦清志(みうらきよし)
年齢 43歳(2022年現在)
生年月日 1979年
出身地 福岡県宗像市
職業 実業家・投資家
家族構成 妻 :三浦瑠麗(2003年婚姻)
子供 娘1人
出身校 福岡県立宗像高等学校
東京大学
同じ東京大学出身の三浦瑠麗さんとは先輩後輩の関係でした。
三浦清志氏の経歴
2002年外務省に入省
2004年大臣官房総務課に配属(外務省は2年で退職)
2006年「マッキンゼー・アンド・カンパニー 」に転職
2007年マッキンゼー・アンド・カンパニーにて最年少でマネージャーに昇進
「ベインキャピタル 」入社
「Saferay Japan株式会社 」設立 代表取締役就任
2019年~「TRIBAY CAPITAL株式会社」所属
マッキンゼーは様々な業種のコンサルティングを手掛けており、日本支社は1971年に設立されました。マッキンゼー・アンド・カンパニーで最年少でしかもわずか3年でマネージャーに就任していたという凄まじい経歴を持っています。
当時で年収は1,500万円~2,000万円あったと言われていました。その後ベイキャピタル、セーフレイジャパンという会社を経て、現在は「TRIBAY CAPITAL株式会社」でマネージング・ディレクターで代表、また株式以外社トライベイの代表を務めています。
三浦清志氏の会社を持ち上げた日経の記事
2021年9月27日の日経新聞にはこう書かれていました。
トライベイ、「低圧」太陽光の環境債発行 50カ所を開発
太陽光発電大手のトライベイキャピタル(東京・千代田)は、出力50キロワット未満の「低圧」案件の開発を対象としたグリーンボンド(環境債)を発行する。
調達規模は5億円超の計画で、2022年までに低圧の太陽光を50カ所開発する資金に充てる。大型案件の開発が難しくなるなか、低圧に照準を絞ることで新規開発を進める構えだ。環境債とは、環境に配慮した事業に資金使途を限定して発行する債券だ。脱炭素の流れの中で…
日経はトライベイをかなり持ち上げていたということがわかります。日経に影響を受けて債券を購入した人もあったのではないでしょうか。あれから1年3カ月ほどが経過し、今回の家宅捜索になっていたということがわかりました。
住所が同じ会社がいっぱい出てくる
三浦清志氏が代表を務めているトライベイキャピタルの関連会社が皆同じ住所であると話題になっています。
それらを全て列記してみます。
- 東日本エネルギー開発合同会社(中小再生可能エネルギー資産の保有など)
- 合同会社SANNO(中小再生可能エネルギー資産の保有など)
- SAKECAPITARU株式会社(日本酒の輸出、業界へのコンサルティングなど)
- TRYBAY WEALTHTECH株式会社(排出権取引など)
- 一般社団法人デジタルエミッション(再生可能エネルギー資産の管理など)
他にも同一所在地に存在する法人が多数あるもようです。
このツイートには、以下のように書かれています。
「三浦瑠麗さんの夫の会社「Tribay Capital」で思い出したんだけど、そこと三浦さんの事務所が入ってるビルのテナントってこうなってるみたいですね。これを見る限り扶桑商事とその合同会社ローゼンバーガー以外は、再エネ関連企業みたいで、しかもSTCとTribay Capitalの前住所は一緒みたいですね。 」だそうです。
この郵便受けはちょっとすごいです。どこ宛ての郵便物かを仕分けしている人はとっても大変だろうな~(棒)しかし、何のためにこんなに沢山集結しているのでしょうか?何か今回の家宅捜索に関係がありそうな予感です。
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